近年、日本のビーガン・ベジタリアン向け飲食シーンは進化を遂げています。特に大都市圏では多様な選択肢が登場しており、植物性食品を選ぶ人々にとって環境が改善されつつあります。
世界最大のカレーチェーンとして知られるCoCo壱番屋(通称「ココイチ」)ですが、多彩なカレーメニューとカスタマイズ性で国内外の顧客を魅了しています。カレーのベースやトッピングの豊富さは、多様な食のニーズに応えてくれるでしょう
ココイチにあるのは、ベジタブルカレーや植物性タンパク質を使用したトッピングなど、植物性食品を選ぶ人々への選択肢です。今回は、そんなココイチでのベジタリアンのカレーを食べた経験をリポートしたいと思います。
CoCo壱番屋のベジタリアン・ビーガン向けメニューとは?
ココイチの「ベジカレー(ベジタリアンカレー)」ですが、動物性原料を使用せず植物由来の素材で作られており、ベジタリアンの方々にも対応しています。さらに、ベジタブルカレーや大豆ミートを使用したハンバーグ、カツなどの植物性トッピングも提供されています。
ただし、これらのオプションは店舗によって異なる場合があるので注意が必要なのです。
チキンカツカレーを注文してしまった私の経験
ここからは今回私がココイチで体験した経験をお伝えします。ココイチでベジタリアンメニューから「チキンカツカレー」を注文した際、予想外の出来事がありました。メニューの「植物性由来の素材を使用」という表記から、チキンカツは植物性のチキン代替品だと思い込んでしまいました。
しかし、実際に食べてみると、それは本物の鶏肉でした。最初は高度な植物性代替品だと感心しましたが、後で確認すると本物の鶏肉だったことが判明しました。「植物性由来の素材を使用」という表記はベジカレーに対してだけの表記だったのです。
これからも期待したいココイチ
多くのココイチ店舗では、ベジカレーのトッピングに大豆ミートを使用しているのが一般的のようです。しかし、まれに植物性代替品への対応が完全ではない店舗に遭遇する可能性もあります。そのためメニューに違和感を覚えた際は、躊躇せず店員に確認することをお勧めします。これにより、意図せず動物性食品を摂取してしまうような失敗を回避できるでしょう。
ベジカレーは、植物性食品のみで作られているにもかかわらず、十分な美味しさと満足感を提供しています。この点でココイチは植物性食品を選択する人々にとって魅力的な外食オプションの一つといえるでしょう。ベジタリアンやビーガンの方々も安心して楽しめる、注目に値するレストランチェーンだと言えます。