今回ご紹介するのはビーガンの方に対応したレシピです。夏の暑さが厳しくなる季節、心も体も癒してくれる手作りディップを紹介します。紹介するのは、乾燥白インゲン豆から丁寧に仕込む、こだわりのバジルレモンディップです。缶詰ではなく乾燥豆を使うことで、豆本来の風味と食感を存分に引き出し、格別な美味しさを実現しました。
圧力鍋で効率よく調理した豆に、爽やかなバジルとレモン、香り高いすりおろしニンニクを合わせることで、深みと軽やかさを兼ね備えた味わいに仕上がります。手間をかけた分、クリーミーでコクのある食感と豊かな風味が楽しめ、市販品とは一線を画す本格的な味わいを堪能できます。
野菜スティックやクラッカーとの相性も抜群で、パーティーやピクニックの主役になること間違いなし。冷やして食べれば、暑い夏の日にぴったりの爽やかなおもてなし料理に早変わり。もちろん、ビーガンの人にも気兼ねなく食べてもらうことができます。少し手間をかけた分、より深い満足感を味わえるこのディップで、ビーガンかつ贅沢な夏の食卓を演出してみませんか?
圧力鍋で作る爽やかな白インゲン豆のバジルレモンディップ
材料
- 乾燥白インゲン豆:1カップ
- ニンニク:1片(すりおろし)
- 水:適量(豆を浸す+圧力鍋用)
- レモン汁:大さじ2(約1/2個分)
- オリーブオイル:1/4カップ + 仕上げ用に適量
- 新鮮なバジル:1/4〜1/2カップ(みじん切り、好みで調整)
- 塩:小さじ3/4
- 黒コショウ:少々
- (オプション)蜂蜜:小さじ1
アレンジ用
- パセリ:適量(みじん切り、ガーニッシュ用)
- タイム:小さじ1/2(みじん切り)
- パプリカパウダー:適量
作り方
- 豆の準備:
- 乾燥白インゲン豆をボウルに入れ、たっぷりの水で一晩(少なくとも8時間)浸します。
- 圧力鍋で豆を煮る:
- 浸水した豆を水切りし、圧力鍋に移します。
- 豆が完全に浸るまで水を加えます。豆と水の比率は1:3程度が目安です。
- 圧力鍋の蓋を閉め、強火にかけます。圧力がかかったら火を弱め、約15分間煮ます。
- 火を止めて、自然に圧力が抜けるのを待ちます。圧力が完全に抜けたら、蓋を開けます。
- 材料の混ぜ合わせ:
- 煮た白インゲン豆をフードプロセッサーに入れます。
- すりおろしたニンニク、レモン汁、オリーブオイル、塩、黒コショウを加えます。
- バジルを加えます(量は好みで調整)。
- ピューレ状にする:
- 全ての材料をフードプロセッサーで滑らかになるまで混ぜます。
- 味を確認し、必要に応じて塩、黒コショウ、レモン汁で調整します。
- 酸味が強い場合は蜂蜜を小さじ1加えて再度混ぜます。
- 冷やす:
- 完成したディップをボウルに移し、冷蔵庫で少なくとも1時間冷やします。
- 仕上げとサーブ:
- 冷えたディップにオリーブオイルを少量かけ、パセリやパプリカパウダーをガーニッシュとして散らします。
- タイムを加えたい場合は、サーブ直前に混ぜ込みます。
- 野菜スティック(ニンジン、セロリ、キュウリなど)やクラッカー、パンと一緒にサーブします。
コツとポイント
- ニンニクをすりおろすことで、風味が均一に広がり、生ニンニクの刺激が和らぎます。
- バジルの量を1/4~1/2カップの範囲で調整できるようにしました。好みの香りの強さに合わせてください。
- ニンニクとバジルのバランスを調整することで、より調和のとれた味わいになります。
- 冷蔵時間を1時間に設定し、味をなじませます。
- 仕上げにオリーブオイルをかけ、コクと風味を増します。
- パセリはガーニッシュとして使用し、タイムは食べる直前に加えて香りを保ちます。
ビーガンについては、こちらの記事で紹介しています。