菜食主義という言葉を聞いたことがあるでしょうか。漢字を見ると、その意味がわかるでしょう。菜食とは肉や魚といった動物性の食べものを食べないベジタリアンのことです。そんなベジタリアンである菜食主義には、いくつかの種類があります。そこで、こちらの記事では、そんな菜食主義とは何か、そして、その種類を紹介したいと思います。
菜食主義とは
そもそも菜食主義とは肉や魚など動物性の食べ物を食べない人のことを指しています。これは、ベジタリアンのことですが、実はベジタリアンには様々な種類があるのです。
そのため、大きなカテゴリーのようなもので、各種類ごとに異なる点があります。そのため、菜食主義とは肉や魚といった動物性の食べものを食べない人のことで、菜食主義の種類によって食べられないものがあるため、それを確認する必要があるでしょう。
完全菜食主義とは
菜食主義であるベジタリアンの中には、様々な種類があります。その中でも特に有名なのはビーガンでしょう。ビーガンは、その特徴から完全菜食主義と言われています。ビーガンは動物の搾取となることを避けています。そのため、肉や魚だけでなく、乳製品、卵、ハチミツも食べないのです。
また、それだけでなく、普段の暮らしの中で、革製品や毛皮なども使用することはありません。こうしたスタイルは、動物を搾取しない理想を求めたスタイルであるため、完全菜食主義という言葉がふさわしいでしょう。
乳卵菜食主義
菜食主義で、難しいのは卵と乳製品についてです。というのも、ビーガンのような完全菜食主義では卵や乳製品を食べません。しかし、他の種類の菜食主義では、食べる場合もあるのです。例えば、乳卵菜食主義と言われるラクト・オボ・ベジタリアンです。
こちらでは、肉や魚を食べませんが、卵や乳製品を食べるのです。また、これに似たオボベジタリアンというものがあり、こちらは肉や魚、そして乳製品を食べませんが、卵を食べます。そして、ラクトベジタリアンでは、肉や魚、そして卵を食べずに、乳製品を食べるのです。このように菜食主義には様々な種類があるのです。
準菜食主義
菜食主義とはならないのですが、それに似たスタイルであるため、良く比較されるものがあります。それは準菜食主義と呼ばれるものです。例えば、その一つはペスクタリアンです。それは肉を食べませんが、魚を食べます。菜食主義と肉を食べないことで共通点があるため、菜食主義に準ずるものと見なされています。
他にもポーヨーベジタリアンです。これは、鶏肉以外の肉と魚を食べることがありません。そのために菜食主義と類似点から準菜食主義と呼ばれているのです。
まとめ
この記事では、菜食主義の基本的な考えとその種類について紹介しました。菜食主義は様々な種類があり、単に肉や魚を避けるということだけではなく、その中には、卵や乳製品などの選択肢が存在します。また、菜食主義に準ずる準菜食主義もあるため、菜食主義の選択肢は多くなっています。
このように菜食主義には選択肢があるため、自身の価値観や健康状態と向き合いながら、自分に合ったスタイルを選ぶことができるでしょう。菜食主義に興味があるなら、まずはその種類を理解すると、自分の選択したいスタイルがきっと見えてくるでしょう。
ヴィーガンについては、こちらの記事で紹介しています。