リンツのヴィーガンチョコレート
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「リンツ(Lindt)」のヴィーガン対応チョコレート

最近では日本で多くの海外のチョコレートが買えるようになってきました。そんな海外のチョコレートですが、「リンツ(Lindt)」の商品を見たことがある人も多いでしょう。「リンツ」のチョコレートはスイスの会社で作られているものです。日本では高級チョコレートとして販売されており、スーパーマーケットでも購入できるようになっています。

そんな人気のあるチョコレートメーカーのチョコレートですが、最近ではヴィーガンに対応した商品も販売しているのです。そこで今回は「リンツ」のヴィーガン対応の商品について、その味や特徴についてレポートをしたいと思います。

スイスのチョコレートメーカー「リンツ」のヴィーガン対応チョコレート

リンツのヴィーガンチョコレート

「リンツ」は、19世紀半ばにスイスのチューリッヒで創業したチョコレート製造会社です。特に有名なのは「リンドール」と呼ばれる柔らかいガナッシュクリームを使ったトリュフチョコレートで、現在では看板商品となっています。日本でも「リンドール」は販売されており、こちらの商品を通じて「リンツ」について知った人も多いかもしれません。

そんな「リンツ」のチョコレートですが、多くの種類のチョコレートが販売されており、その中にはヴィーガンに対応したシリーズも販売しているのです。その商品が今回紹介する商品です。

クラッシュアーモンドの入ったチョコレート

リンツのヴィーガンチョコレート

現在「リンツ」では様々な種類のヴィーガン対応商品が発売されています。今回紹介するのは、その中の一つである「Roasted Salt Almonds」、クラッシュされた塩アーモンドが入ったチョコレートです。形状は一口大のチョコレートで、既に割られた板チョコ程度のサイズとなっています。

このようなチョコレートですが、パッケージには大きくヴィーガンと書かれており、ヴィーガンの人にアピールするものとなっているのです。値段は高めですが、「リンツ」は海外でも高級チョコレートとして流通しているため、一般的な「リンツ」の商品と同じくらいの値段でした。

「リンツ」のヴィーガンフード対応チョコレートの印象

今回「リンツ」のヴィーガン対応のチョコレートを食べて感じたのは、ほとんど一般的なチョコレートと同じ印象でした。明らかに一般のものと異なると感じられたのは、ミルク感の無さと、どこかで感じられる豆乳的な香りでした。この違いは人によっては気になるかもしれませんし、全く気にならない人もいるでしょう。

個人的には気になったのですが、ヴィーガン対応を考えると、それは我慢できる範囲だと思います。ただヴィーガンでない一般の人で、チョコレートを食べたい人にとっては、気になってしまうかもしれません。

ミルクを使うことのできないヴィーガン対応チョコレート

実はヴィーガン対応のチョコレートでは、ミルクや白砂糖を使うことができません。なぜなら、ヴィーガンでは乳製品を食べることができないからです。白砂糖は製造の過程において、「骨炭」と呼ばれる動物の骨を焼いたものが利用されます。そのため白砂糖の使用も動物性の原材料の利用とみなされてしまい、ヴィーガンでは白砂糖を食べることができないのです。

今回の「リンツ」のヴィーガン対応のチョコレートでも、もちろん上記の原料は使われておりません。また乳化剤として、大豆レシチンが利用されているため、豆乳の味や香りを感じられるのだと思います。

ヴィーガンでも楽しめるチョコレート

ヴィーガンとなると食べられるものに制限があり、ストレスを感じる人もいるでしょう。特にチョコレートは、お菓子の代名詞ともいえるものであるため、チョコレートを食べたいと強く思う人いると思います。そのため、「リンツ」のヴィーガン対応商品は、その希望をかなえてくれるでしょう。今回は、「Roasted Salt Almonds」は、やや豆乳感が強いものでしたが、別のヴィーガン対応商品では、その印象も変わるかもしれません。

いずれにせよ、「リンツ」のヴィーガン対応チョコレートは、ヴィーガンの人がチョコレートを食べたい欲求に応えてくれる商品です。もしヴィーガンで、対応しているチョコレートを探しているのであれば、ぜひ試してみてください。

ヴィーガン対応のチョコレートのレビューですが、こちらの記事でも紹介しています。