フルータリアンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近ではビーガンやベジタリアンなど多様な食のスタイルが一般化しています。フルータリアンもベジタリアンなどと同様に特定の食べ物を食べる人のことを指しています。
ベジタリアンについて、何となくイメージを持っている人が多いでしょう。ですが、フルータリアンについて、何を食べることができ、何を食べられないのか、それほど知られていないかもしれません。
そこで、こちらの記事では、そんなフルータリアンについて簡単に解説したいと思います。
フルータリアンについての解説
フルータリアンとは
- フルータリアンが主に食べるのは、果実とその種子
フルータリアンとは、文字通りフルーツに関連した食生活を選択した人のことです。フルータリアンの厳密な定義が定められているわけではありません。そのため様々な解釈があります。主に食べるものは、果物、そしてその種子となります。
中には収穫されたものを避けて地面に落ちた果物のみを食べる人などもいます。また種子についても解釈が分かれ、一部の人は種子に未来の植物が含まれていると考え食べない人もいます。
いずれにせよ、一般的にフルータリアンとは、肉や魚などの動物性の食べ物を摂らず、主に果物やその種子、そして植物性の食べ物を摂る人となります。
フルータリアンが食べるもの
- 何を果物とみなすかで、食べるものの解釈が異なる。
- キュウリやトマトやピーマンを「果物」と考えて食べる人もいる。
一般的にフルータリアンは主に食べられるのが、果物と、その種子です。そして、その果物については何を果物とするかで解釈が異なることがあります。一般的に果物のイメージは水々しく甘いものを頭に浮かべるでしょう。しかし、そうとは限らないのです。
人によっては、ピーマン、キュウリ、トマトを果物と考えることもあります。また穀物の一部も果物やその種子と見なすこともあります。そのため果物を主に食べるが、その「果物」に一般的に野菜と考えられているものや穀物が入ることもあることを留意した方が良いでしょう。
ベジタリアンの種類としてのフルータリアン
- フルータリアンは動物性の食べ物、肉や魚を食べないため、ベジタリアンの一つの種類として考えられている。
フルータリアンはベジタリアンの1種類とみなされています。そもそもベジタリアンには、様々な種類があり、食べられるものに違いがあります。そのためベジタリアンは、大きなカテゴリーと言えるでしょう。そんなベジタリアンで共通しているのが、肉や魚といった動物性の食べ物を摂らないことです。
これは食事の中心が果物となるフルータリアンと共通しています。そのためフルータリアンも、肉や魚など動物性の食べ物を摂らないベジタリアンの1種類となっているのです。ただし食事の中心が果物となるため、ベジタリアンの中でも特に制限の多いものと言えるでしょう。
まとめ
フルータリアンとはまだまだ日本では広く知られていないものでしょう。しかし食の多様性が一般的となりつつあり、今後は海外からの旅行客や、メディアの与える影響から一般的なものになるかもしれません。そのため様々なスタイルのベジタリアンがあることを覚えておくとよいでしょう。
ベジタリアンの種類については、こちらの記事で紹介しています。