ビーガンで食事について考えると、多くの問題が立ち塞がります。ビーガンは動物性の食品を食べることはもちろんできません。それだけでなく、卵や乳製品の使用されていないものを探さなくてはいけないからです。
自分で食事を作るのであれば、ビーガンに対応した食事を作ることはできます。ですが、気軽に食べられるインスタントの食事となると、ビーガンに対応した商品を見つけることは難しいでしょう。
そこで、今回紹介したいのは、ビーガンに対応したインスタントヌードルです。紹介するのは、「ヴィーガンヌードル」のきのこクリーム味です。その味や特徴について紹介したいと思います。
原料 / 「ヴィーガンヌードルきのこクリーム」
今回紹介するのは、ヤマダイの「ヴィーガンヌードル」です。カップに入った商品で、そこにお湯を注いで作るインスタントラーメンの種類の一つです。ケースの蓋やカップには大きくVeganと書かれており、ヴィーガン対応となっているのが一目でわかるでしょう。
カップの横には、肉、魚、卵、乳製品、アルコールのイラストが描かれ、そこに斜線が入れられており、肉、魚、卵、乳製品、アルコールが不使用であることがわかります。
原料をチェックすると、ヴィーガン対応ということもあって、「植物油脂」、そして乳製品の代わりの「アーモンドミルクパウダー」が入れられています。ラーメンに必要な魚エキスなどの出汁成分も含まれていません。このように「ヴィーガンヌードルは完全にヴィーガン対応となっているのです。
量/ 「ヴィーガンヌードルきのこクリーム」
「ヴィーガンヌードル」の大きさですが、内容量59グラムに麺は36グラムでした。日清食品のカップヌードルは内容量78グラムで麺は65グラムです。そのためカップ麺タイプの食品としては少し小さくなっています。ただ少ないと感じるほど少ないわけではないので、もう1品あることで、十分食事に使えると思います。
ちなみにエネルギーは215キロカロリーで、一般的なカップ麺の半分から3分の2ほどとなっており、カップ麺を食べると考えると、控えめなカロリーとなっています。
作り方/「ヴィーガンヌードルきのこクリーム」
「ヴィーガンヌードル」を開封すると、中に入っているのは、スープの袋(乾燥の粉タイプ)、かやく、そして麺です。そのスープとかやくを取り出して、そのうちのかやくを麺の上に広げます。そこにお湯を270ミリリットル注ぎます。そして4分後に蓋を開けてスープの粉を入れます。そしてよくかき混ぜたら完成です。
麺がノンフライタイプであることもあって、時間は4分待たなくてはいけません。ですが、それ以外は一般的なカップ麺のものと作り方は変わりません。そのためビーガン用だからといって、作りかたが変わることはありませんでした。
味/「ヴィーガンヌードルきのこクリーム」
「ヴィーガンヌードル」のパッケージからパスタをイメージさせますが、実際にはかなり一般的なカップ麺に近い印象があります。一般のものと大きく違うのはスープです。ラーメンのスープというよりも、少しとろみが感じられます。またラーメンのスープというよりも、よくコンビニなどで売っているタイプのカップスープの印象を感じました。
麺はノンフライということもあってコシがあって、食べ応えがあります。量は少ないのですが、食べた満足感を感じることができました。味も洋風ラーメンといった感じで、美味しく食べることができました。
ビーガンフード(ビーガン対応食品)として気になったこと
ビーガン対応のカップ麺ですが、一般の製品より多くの制限がありますが、その制限を感じることありませんでした。味も量も満足できるものでした。唯一気になったのは具の少なさです。かやくにはキノコが入っていましたが、量が少なく、食べていると時折小さなキノコの破片を食べる程度で、基本的には麺とスープを楽しむものとなっています。
そのため一般的なカップ麺にあるような具材が充実していないところは、気になる人は気なるかもしれません。
まとめ
ビーガン向けの食品となると、多くの制限があります。肉や魚の不使用だけでなく、卵や乳製品の不使用となると、多くの食品が食べられなくなります。とくに手軽に食べられるインスタント食品は、そのほとんどを食べることができないでしょう。
今回紹介した「ヴィーガンヌードル」は、そんな常識を打ち破るものでした。料理も作る時間もエネルギーもなければ、「ヴィーガンヌードルは打ってつけの商品でしょう。
他のラーメンのレポートはこちらの記事で紹介しています。
ヴィーガンについては、こちらの記事で説明しています。
ヴィーガン食品の食レポは、こちらの記事で紹介しています。