最近では日本でドイツのチョコレートが買えるようになってきました。そのため正方形の形でお馴染みの「リッタースポーツチョコレート」を見たことがある人も多いでしょう。こちらのチョコレートはドイツで人気のチョコレートで、スーパーマーケットでは必ず販売されている定番の商品です。
そんな人気のあるドイツのチョコレートメーカーなのですが、最近ではヴィーガンに対応した商品も販売しているのです。そこで今回は「リッタースポーツチョコレート」のヴィーガン対応商品の特徴や、その味について、レポートをしたいと思います。
リッタースポーツチョコレート
「リッタースポーツチョコレート」は、20世紀初頭に南ドイツで創業したチョコレート製造会社です。現在ではドイツの板チョコレート市場の20%近いシェアを誇るドイツのチョコレート業界を代表する会社です。近年にはドイツ市場に留まらず、ドイツ国外の市場にも進出しており、今では多くの国で販売されており、国際的に知名度の高いチョコレートかもしれません。
そんなチョコレートですが、何十種類もの種類がラインナップされており、その多様な種類でも多くの人に支持されています。そして最近では、新しいラインナップとして、ヴィーガンに対応したシリーズも販売しているのです。
ヴィーガンフードのチョコレート
ヴィーガンフード（ヴィーガン対応）のチョコレートと聞くと、ヴィーガンの人は一般的なチョコレートを食べられないと驚くかもしれません。実はチョコレートの中には動物性の原材料が含まれる場合があるのです。そもそもヴィーガンの人が食べられないものは、肉、魚、乳製品、卵、そしてハチミツなどです。一般的なチョコレート製品には、例えば、なめらかな食感を可能にする乳成分を加えることがあります。もちろん、それは動物性原材料となります。
またそれ以外にも白砂糖が問題になることもあります。それはグラニュー糖や上白糖などのことですが、これらを製造する際に「骨炭」と呼ばれる動物の骨を焼いたものが利用されるのです。そのため白砂糖の使用も動物性の原材料の利用とみなされるのです。
ヴィーガンチョコレートのバリエーション
現在「リッタースポーツチョコレート」では4種類のヴィーガン対応商品が発売されています。それは「ローストピーナッツ」、「塩キャラメル」、「スムーズチョコレート」、そして「クランチアーモンドの」です。サイズは一般的なものと同じ100グラムです。形状も同様で正方形で割ると16ピースになるものになっています。
外観も全く同じであるため、他のラインナップと区別するためパッケージにはヴィーガンマークが付けられています。それ以外にも、普通の商品と大きく異なるのは価格です。値段は2倍近くになっているため、ドイツのチョコレート商品の中ではかなり割高なものと言えるでしょう。
塩キャラメルの風味を楽しめるチョコレート
今回試してみたのは「リッタースポーツチョコレート」の「塩キャラメル」味です。チョコレートを食べて感じたのは塩キャラメルの美味しさでした。塩をまとった小さなキャラメルの粒がチョコレートの中から現れます。チョコレートをかじると、パリパリとした食感となり、食感を楽しむことができるでそう。そして甘いチョコレートに塩が良いアクセントになって、甘じょっぱい風味がクセになります。
一般的なチョコレートとして考えると少し邪道ですが、食感や味が上手くまとまっており、とても美味しかったです。ヴィーガンチョコレートは牛乳が使えないため、ボソボソとした食感になると思っていましたが、そんなことはなく口溶けの良いものとなっていました。
「リッタースポーツチョコレート」のヴィーガン対応チョコレートの感想
「リッタースポーツチョコレート」の「塩キャラメル」味でしたが、一般のチョコレートとの違いを感じることはありませんでした。食感も味も何も気になるものはありませんでした。もし事前にヴィーガン対応のものと聞かなければ、それに気付くことはないでしょう。
またヴィーガン対応でなくても、この美味しさであれば、誰にでもお勧めできます。唯一気になるものを挙げるとしたら、その値段でしょう。2倍近い値段を払うかどうかですが、私個人としては、この味なら断然ありです。家に常備したい本当に美味しいチョコレートでした。
ビーガン対応のチョコレート
ヴィーガンの人にとっては、問題となるのは、ヴィーガン対応の食べ物しか選べない制限です。そして食べられる商品などが、決して美味しいものではないことも大きな問題です。ですが、「リッタースポーツチョコレート」は、ヴィーガン対応でありながら、一般商品と同じ、もしくはそれ以上のものとなっています。
そのためヴィーガンの人であれば、ぜひ食べてほしいチョコレートです。ぜひ一度「リッタースポーツチョコレート」のヴィーガン対応の商品を試してみて下さい。
ヴィーガンのチョコレート商品はこちらの記事でも紹介しています。