ビーガンの人が悩むのは、多くの食べものや料理に動物性の原材料が含まれていることです。肉や魚が材料でなくとも、調味料や添加物などにそれが含まれることもあるでしょう。
例えば、スナック類もその例外ではありません。そこには動物性の添加物が含まれることがあり、そのためビーガンの人が食べられないケースもあるのです。そこで今回紹介したいのは、ドイツで発売されているアニマルフリー、動物性原材料を使わないスナックです。その特徴と味について紹介します。
ビーガンフードが充実するドイツ
なぜドイツの商品を紹介するかというと、ドイツには多くのビーガン食品が販売されているからです。ドイツには260万人近くのヴィーガンの人々が住んでおり、それは人口の3パーセント近くを占めています。そのためドイツにはビーガンに対応した料理を提供するレストランが多く営業しています。
またビーガン商品のみを取り扱う専門のスーパーマーケットもあるほどです。このように需要があるため、商品の種類も多く、単にビーガン対応ているだけでなく、その上で美味しいものもあるのです。今回紹介するものもそんな商品の一つです。
ビーガンのスーパーマーケットについては、こちらの記事で紹介しています。
定番のポテトスナック
今回紹介するのはPOM BAERです。1987年に誕生したポテトを使ったスナックです。パッケージに描かれているのは、可愛らしい熊のイラストです。商品名にもなっている熊はパッケージだけでなく、スナックにも取り入れられています。スナックは可愛らしい熊の姿を形どっており、それが特徴とっているのです。
このように子供たちが喜ぶようなものとなっており、子どものおやつの定番と言えるかもそしれません。そんなスナックですが、ドイツでは御馴染みのスナックで、どんなスーパーマーケットでも販売されているような人気の商品なのです
グルテンフリーでビーガン対応のスナック
このような人気のPOM BAERですが、現在では多くの人が安全に食べられるように、様々な努力がされています。その一例がグルテンフリーです。グルテンは小麦アレルギーを引き起こす可能性があります。そんなアレルギーを引き起こさないように、グルテンは使われていません。
また風味を強める添加物も使われておらず、食の安全が考えられています。それだけでなくビーガンの人が食べられない動物性原材料の使用を避けており、こうした努力によって多くの人が食べられるものとなっているのです。
定番ならではの信頼できる美味しさ
可愛らしいイラストが描かれた袋を開けると、御馴染みの熊の姿を見つけることができるでしょう。熊の形のスナックは薄い板状のもの。それは主にジャガイモから作られたものを油で揚げています。もちろん使われているのは植物性の油です。
風味を強める添加物が使われていないこともあって、シンプルな塩味が際立ちます。そしてポテトの食感ですが、硬すぎることもなく、柔らかすぎることもなく、サクサクと程よい食感を楽しむことができます。定番の商品ならではの、ハズレのない信頼できる美味しさを感じることができました。
これからも食べ続けていきたいビーガン食品
今回食べて感じたのは定番のスナックの美味しさでした。そもそもPOM BAERは人気の商品で、誰もが買ってしまうような定番の商品です。そんな商品の味を変えることは簡単でないでしょう。だからこそ味を変えることなく、グルテンフリーなど多くの人が食べられるように工夫されているのは、とても素晴らしいと思います。
また多くの定番商品はビーガン対応ではないため、こうした定番の美味しさをビーガンの人でも楽しめるのは本当に重要でしょう。個人的には味も美味しく、値段も他のスナックと変わらないため、いつまでも食べ続けていきたいスナックです。
POM BAER公式ページ
ビーガンについては、こちらの記事で紹介しています。